おぎぃのブログ

都内のWeb系企業につとめる、おぎぃのブログ。日々の雑記。

高嶋ちさ子氏の親は、バイオリンを壊すという約束をさせたのか

どうも、おぎぃです。今、1つ書きかけているエントリーがありますが、この記事ではニュースに乗っかって(若干乗り遅れて)みます。

有名人というのは、ちょっとした(という表現をすると語弊があるかもしれないけれど)出来事で炎上して大変だなと思いますが、今回は有名人だからうんぬんだとかいう話をしたいわけではありません。

高校生のときに、とある有名人の幼い娘が交通事故で亡くなったというニュースが流れていて、交通安全についての話題ではなく、その娘がどんな子だったのか、悲しいかわいそうという内容で語られていて、自分の知り合いや知り合いの子どもならまだしも、自分にとって何が悲しいのか全く分からなかったという記憶があります。という感じで、有名人がどうのこうのという話には興味がありません。

今回、高嶋ちさ子氏の「ゲーム機バキバキ事件」について、「有名人がTwitterで子育てについてつぶやくな」「嘘をつくな」という話ではなく、「約束」に関して違和感があり、考える機会となったので、記事にしました。

高嶋ちさ子氏の「ゲーム機バキバキ事件」

まず、知らない人のために高嶋ちさ子の「ゲーム機バキバキ事件」概要についてまとめます。 (そもそも「事件」と呼ぶこと自体に違和感がありますが、世間一般的にはそう呼ばれているようなのでこの表記にしています。)

高嶋ちさ子氏の息子は平日は Nintendo DS で遊ぶことが禁止されている
・息子が自発的に「平日にNintendo DSで遊んだらペナルティとして折る(壊す)」ことを「約束」した
・平日に息子がNintendo DSで遊んでいたため、高嶋ちさ子氏が破壊した

「本当にそんなことを約束していたのか」「壊し方がどうのこうの」「Nintendoの神対応」という話題や「ゲーム機バキバキ事件」の詳細については以下の記事を見ていただくのが良いかと思います。

shukan.bunshun.jp

n-styles.com

「ゲーム機を折る(壊す)」という「約束」の違和感

高嶋ちさ子氏は、息子との「約束」でその通りに実行したのだから問題ないという判断で、「しつけ」として自分の心を痛めながらもやったというそうですが、そもそも何故そのような「約束」をして(させて)しまったのでしょうか。

子どもの頃のゲームもバイオリンも趣味

高嶋ちさ子氏の息子にとってゲームは趣味です。一方、多くのアマチュア、プロ問わずミュージシャンにとって、子どものころの音楽は趣味である場合が多いのではないでしょうか。バイオリニスト高嶋ちさ子氏にとっては、バイオリンは趣味では無かったのかもしれませんが。

高校生のとき(大学生のときもか・・・)、勉強せずにトランペットばかりやっていた自分は、親に勉強しなさいと怒られました。でも、勉強せずにトランペットを吹いたらトランペットを壊していいなんて約束はしませんでした。

「約束」は内容に異常性がないから成立する

趣味に崇高なものもクソなものもなくて、趣味は趣味です。という前提で話すと、ゲームもバイオリンも同じです。自分にとって大切な趣味の道具を「壊す」ことを約束する(させる)というのは、異常性があるんじゃないかなと。これって、大げさな話をすると「約束」を破ったから殴る(殴られる)、約束を破ったから殺す(殺される)といったことに近しいのではないでしょうか。

「約束」や「ルール」というのは、その内容に異常性がないから成立するのであって、おかしな「約束」はしてはいけません。それを判断できていない子どもがそのような「約束」をしようとした場合には、それを親が拒否する必要があるのではないでしょうか。

それではまた!

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